音声のオンライン再生
理解を深めるために
語幹に変化が起こる動詞
発音上の理由から語幹に若干の変化がおこる動詞もある。
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複数1人称(nous)の活用形において変化が生じるもの。
◦changer : je change, tu changes,…しかしnous changeons(X nous changons)
◦commencer : je commence, tu commences,… しかしnous commençons (X nous commencons)
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単数1〜3人称および複数3人称の語幹と複数1、2人称の語幹が異なるもの。
EXERCISE
A 次の動詞を活用させなさい(現在形)。
B 指定した人称に活用しなさい。
1. changer
→ tu ...............
→ nous ...............
2. commencer
→ ils ...............
→ nous ...............
3. manger
→ nous ...............
→ je ...............
4. répéter
→ tu ...............
→ vous ...............
5. acheter
→ j’ ...............
→ nous ...............
(練習問題の解答は教員用指導書にあります)
現在形の広がり
A 現在形は進行形も含む
英語では現在形(~する)と現在進行形(~している、be動詞 + -ing)をはっきりと区別するが、フランス語では両方とも基本的に直説法現在を使う。
もしそれが継続中の動作であることを敢えて強調したい場合は、「être en train de+不定詞」を使う。
例:Je mange.
私は食べます。/ 私は今食べています。
Je suis en train de manger.
私は今食べている最中です。
B 現在形は未来を示すこともできる
フランス語の現在形はまた、未来に関わる副詞と一緒に使えば未来を意味することもできる。
例:Il arrive demain.
彼は明日到着します。
C 現在形は過去を示すこともできる
過去についても、主に歴史的記述において現在形が使われることがある。
例:La guerre éclate en 1939.
戦争が1939年に勃発した。